『フードジャーニー〜食べて生きて、旅をして、私たちは「日本人」になった』、明日いよいよ刊行です!

先日完成したばかりの「フードジャーニー」、いよいよ明日に全国書店、Amazonで刊行スタートとなります。

人はどんな存在なのか? 人と言っても、それは「自分」のことでもあるので、「わたしはどんな存在か?」と問うことになるわけで。。。わたしという存在を俯瞰してとらえていくと、生物としてのヒトを土台にしつつ、日本人としての自分、生まれ育った風土のなかでつくられた自分も含め、すべてがつながってきますよね?

そう、歴史、地理、生物、哲学、宗教など諸分野を横断して「とらえる」感覚があって、はじめて全容が浮かび上がってくる。。。そんな多様性に満ちた存在。

「フードジャーニー」では、フード(食)をひとつの起点にして、こうした諸分野の統合を進めていますが、それは食べることは生きること、あらゆる生物(生命)に共通した営みだから。言ってしまえば、食は思想や宗教、哲学すら「超えた」もの。

ひとりひとりの思想、価値観を研ぎ澄ませていくのもいいけれど、そこばかりにフォーカスしていくと、他者との違いが浮き彫りになり、統合とは逆、分断の方向に進んでしまいます。すべてに共通しているもの。。。身体を持っていること、そこに生命(いのち)が宿っていること、その生命を維持するために食べるという行為が存在すること。。。

そこまでさかのぼっていくことで、「わたし」という存在の根っこにある感情、生きる力、さらに言えば他者とともに存在する、共生の意味が見えてくると感じています。多様性、持続可能性の根源にあるもの、それが21世紀の価値観のベースになると思うのです。

この世界の多様性。。。わたしであって、わたしではない。地球に住んでいる生き物の一つでありながら、日本人でもあり、同じ日本でも住んでいる土地の影響を受け、父方と母方、ふたつのルーツ、さらには体内に棲みつく菌やウイルスの影響も受け。。。「遺伝要因」と「環境要因」の総和のなかで自己の物語がつむがれていく。。。

このミクロからマクロへとつらなる世界の大きさをどう描いていったらいいか? そこに「フードジャーニー」が挑戦したテーマがあります。以下が本の目次になりますが、このあたりのイメージをまず感じとってもらえたら嬉しいです。


Contents
#1 食べるために生きてきた
#2 植物と再会した人たち
#3 和と太陽の国
#4 聖なるコメの話
#5 肉の文化、大豆の文化
#6 発酵する世界へ

Column
#1 土地、開墾、そしてアジール
#2 縄文人・意外と長寿で健康だった説
#3 和をもって「ホオポノポノ」となす?
#4 稲妻と生命エネルギー
#5 ハラの文化はこうして生まれた


今回、著者である僕が日本人なので、日本列島のフードジャーニーを描きましたが、その国、その地域のフードジャーニーが存在し、それらが人の行き来を通じて無限に複合しながら、生命の歴史が日々更新されているが、この世界のすがたなんでしょうね。

だからというわけではありませんが、大事なのは、層のように折り重なった世界を感じとる、しなやかな感性を身につけていくこと。本を読むことは、本来、この世界の無数の層を感じとり、内面に沈殿させていくための装置のようなもの。「フードジャーニー」も、たくさんの人が手にする、そんな装置のひとつになれたらいいな。

気になった方は、ぜひお求めください。そして、ゆっくりとお読みいただき、本の先にある広い世界につながっていっていただけたら、とてもうれしいです。

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