ホームページの名前の由来は?

 

こんばんは。ファンタジーの名作『だれも知らない小さな国』の著者、佐藤さとるさんが亡くなって1年ちょっと。じつはハンカチーフ・ブックスの『TISSUE Vol.3』の制作にあたって佐藤さんにインタビューを申し込んだのですが、ご高齢ということもあって実現できませんでした。

ただ、その後も折に触れて作品世界が思い出され。。。

ご存知の方もいると思いますが、同作はコロボックルと名づけられた小人と電気技師を務める主人公(佐藤さんの分身)のふしぎな交流が描かれています。

高校時代、最初にこの作品を読んだ時、深く染み込む読後感とともに、「人生で何が大事なのかを読者に問うているんだな」と感じました。

主人公のせいたかさんは、子どもの頃、たった一度だけ目撃した小人の存在を心の奥にとどめながら大人になり、やがてその目撃した小山に小屋を建てて暮らし、ついにはこの山に隠れ住んでいた小人たちと出会います。

自分が大事だと思ってきたものを、僕たちは外側の価値観で否定し、つい見失ってしまいがちです。

そう言えば、腸内細菌研究のパイオニアである光岡知足先生と最初にお会いした時、先生が小学校時代の恩師の言葉をずっと大事にされてきたことを知りました。

その恩師の先生は、あの俳人の中村草田男です。
教員だった中村草田男先生は、光岡少年に「純粋に生きなさい」という言葉を残しました。

光岡先生は、その時小人に出会ったのかもしれません。
その出会った小人のことを忘れず成長し、研究者になり、無数の菌たちと再会しました。

 

 

僕は本の仕事を通じていろいろな人と出会うなかで、世間の常識とは違うかもしれませんが、「純粋に生きたほうがうまくいく」ということを学びました。

僕がすごいと思った人は、みな例外なく純粋でした。
純粋であるがゆえに力を発揮し、魅力があり、楽しそうに生きていました。

僕自身、自分が出会った小人の存在を忘れないため、ホームページに「Little Sanctuary」という名前をつけました。

すみません、ちょっとそのことを伝えたくて長々書いてしまいました。笑。近々、ホームページも生まれ変わりますので、そこでこの話の続きをしたいと思います。

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