おはようございます。ダイヤモンド社の『最強の24時間』の執筆にあたって、本当にたくさんの方に取材させていただきました。

ただ、いかんせん書籍ではそのお話の一部を切り取る形になってしまうので、以前から「もったいないなあ」「申し訳ないなあ」と。笑。
そこで、去年くらいからコツコツと、科学系インタビューサイト「Bio & Anthropos」を運営して、インタビュー全文を公開するようにしています。
なかなか時間が作れず、すべてというわけにいかないんですが、ぼちぼち陣容が整ってきました。

今回の取材でとりわけ白眉だったのは、北海道大の村上正晃先生のお話。村上先生は免疫の研究者ですが、ここに神経系と働きをつなげ、ストレスと体の関わりを解明されている方です。
ストレスで交感神経が過剰になることはよく知られていますが、ただ体全体で過剰になるだけでなく、じつは局所での刺激もあり、そこに免疫が働いて炎症が起こるという……。

わかりやすく言えば、ストレスがかかるたびに体のあちこちで炎症が起き、それが過剰になることで、ガンやメタボ、うつなどの精神疾患も含め、ほとんどの病気の発症と関わりあっているという、そんなところまで解明されてきたわけです。

ストレスケアが病気予防につながること、ゆるむこと、脱力すること、笑顔であること、じつはこれが体の機能性を維持し、高めていくカギであることが裏付けられてきました。

書籍で取り上げた「生体リズム」(体内時計)の乱れの背景にはストレスがあり、ストレスは炎症を起こし、体調不良、メンタルの低下、将来的な病気の発症を起こす……。
そもそも、体を守ってくれるはずの免疫が、自ら病気の原因をつくっているとも言えるわけですから、生きるってことは一筋縄でいかず、面白いなあと。笑

ともあれ、うちでやっている身体論と先端科学での生命論が、根底の部分でどんどんと融合を始めています。つながらなかったものも軽やかにつながりつつあるのが、いまの時代の面白さです。
インタビューの内容は、専門的でちょっと難しいですが、書籍と合わせてご覧になってください。

★科学系インタビューサイト「Bio & Anthropos」
https://www.bio-anthropos.com

★ただいま刊行中!『最新科学でわかった!最強の24時間』(ダイヤモンド社)
https://www.diamond.co.jp/book/9784478102237.html